自分でできるお灸講座
鍼灸では経絡(気の流れる道)とツボ(経穴)があります。
鍼(はり)は技術が必要ですが、お灸は一般の方でも始めやすく行うことができます。
お灸には皮膚の上に直接的に置く施術と、皮膚ともぐさの間にシートなどを入れ間接的に置く施術があります。
治療時に使用するせんねん灸や長生灸などの台座灸は、皮膚に軽くつけることができるので、体のどの位置でも使用することができます。
ご自身で治療を行う場合は、手足や肩ぐらいがちょうどいいと思います。お灸を置く場所はツボ(経穴)が効果的ですが、探し出すのが難しいので自分で違和感を感じる場所やコリコリとした感覚がある場所を目安にしてみてください。お灸をとるタイミングは、熱くなったら外してください。熱さを我慢する必要はありません。熱くなってきたと感じるだけで、十分な刺激になっています。