立冬と冬至

冬至は冬の始まり段々と寒くなり始めますが、今年は寒くなるどころか暖かい日が続き紅葉も遅れながら11月中旬が見ごろになっていました。
昨年はコロナの影響で紅葉の話題も少なかったようです。
今年は緊急事態宣言も解除され各地の紅葉だよりが多くテレビに出ていたようです。お出かけにはいい日和です。

体は確実に冬の準備が出来ています。
漢方の脈の診かたですが脈状では夏は暑いので表面近くに脈がありますが、冬の脈は寒さに対して防御する為に皮膚の表面より中に入ったところで脈を打っています。
色々な症状があるときはまた違いますが、夏と冬では脈の位置が違います。気候の変動があってもベースの脈は冬用なので、それに伴った体の変化をしています。

暖かい日が続くと体調は逆に崩れます。
冬至から本格的な冬になり、寒いときには寒い状態で体は対応します。
しかし、冬に暖かい日が続くと寒さに対して蓄えたエネルギーを使い切れずに体調不良の原因になります。

地球環境が温度上昇となり変動している中で、体の調整はますます大変になります。その中でも体を冷やさないで適度な運動をして体調管理に気をつけてください。