頸椎が全身に及ぼす影響②
このストレスは全身に影響を与えることになります。
先ずは背骨の中で一番可動性がある頸椎一番と二番。
この部分が動かないと前後左右の頭の可動性が制限され、それと一緒に動いていた他の背骨が無理して動くことになります。
これにより無理をして動いている部分にストレスがかかりそこからでている神経(脳から各内臓に伝わる)に支障を加えることになり体調不良をきたすことになります。
背骨には骨と筋肉をつなぐ靭帯と筋肉そして筋肉を被う筋膜が付いています。
背骨の位置が変わってしまうと筋肉がバランスをとるために緊張(ひっぱったり、収縮したり)を起こしバランスを取っています。
本来のバランスを取るときよりも複雑な動きになり、それをコントロールしている脳にストレス (過敏になる) がかかります。
少しの歪みにも反応するようになり全身の関節(特に肩・肘・手首・腰・膝・足関節・指の関節など)に影響を与えることになります。
歪みの数が増え体の中で痛みを発症し動きを制限されることになります。
これが続いてしまうと自律神経(自分の意識で調整出来ない神経伝達)に影響を与えます。
視床下部にある (最高位の自律神経中枢)に影響を与え、呼吸、睡眠、食欲、血液の流れなどの中枢にストレスがかかります。
それにより、体の不調として、息苦しい、ぼうっとしている、体が重い等の症状として現れます。
では、どうするか?
それは第三弾に続きます。