環軸関節と体のバランス

第一頚椎のことをアトラスと言います。地球を支えている。頭を支えている。わく (環)、リンクです。第二頚椎はアキシスといいます。歯突起と言う軸で環軸関節を造って頭の回転を行っています。背骨の中で一番回転出来るようになっています。

この環軸関節がつまって動きが悪くなると他の背骨で動きをカバーすることになり、無理をして動かすために色々な症状が全身に現れます。ねじれで何とかバランスを取るのですが、永く続いていると症状が固定化されて、そこ(1つではなく数ヶ所でバランスを取っている)の部分に問題が発生します。頚・肩・腰・膝・足関節などです。体に軸があるとすれば、この頚椎一番と二番で造る環軸関節が中心になるとオモイマス。

ここのズレが影響するのですから。頭蓋骨を真っ直ぐに安定させることが、大変になります。右か左に傾きが生じると頭蓋骨の縫合に緊張感が変わり歪みとして現れます。傾きが常にあると頚椎一番の緊張に繋がりこれは直接脳に緊張を生じストレスとして残ります。全身からの情報、それに対する指令対処が的確に働かない。何となくダルい、動きが鈍い、そして何事にも緩慢、等の症状として現れてくる。

これに、今年の様に環境の変化が加わると大変なストレスが掛かります。今のこの時期は夏から秋に変わる時期で、気温も下がり少しずつ涼しくなる? ようです。あれだけ猛暑だったイギリスが、今ではトランプ大統領がイギリス訪問の映像でコートを羽織っていました。日本だけがまだ暑い状態です。もう少しで今年の猛暑はおわるようですが?