夏から秋への切り替え風邪とその対処法

8月17、18日は三鷹、久我山、そして他の地域でも盆踊りが開かれていました。正しい盆踊りの練習をして浴衣を着て参加する方もいらっしゃいました。そろそろ、本当は夏の締めなのですが、久しぶりに夏風邪を引きました。

人にうつす風邪(ウィルス性)ではなく、熱はあまり高くなく、あまりの暑さに対して自律神経が調整するための風邪だと思われます。立秋を過ぎてからの風邪ですから夏から秋への切り替えの風邪です。

私は呼吸系(漢方理論では肺)と腎臓系(腎)が弱いので、体調を崩すと最終的には腎に負担がかかり腰が硬く痛くなります。漢方理論での木火土金水という考えでは、熱がある時には水を使って冷やします。脈診で金(肺)と水(腎)に問題ありが出ていたので、経絡上の治療点を刺激しました。鼻水と汗が一挙にでました。

市販の漢方薬、葛根湯は初期の風邪で汗を出すにはより効果がありました。今回の風邪を引いたきっかけは、あまりの暑さにエアコンを24時間使用し、窓を開けると熱気が入るので閉めていたために部屋の中が湿度40%乾燥状態になり、調整力が低下して、喉を痛めて段々と治す為の熱が出ていたようです。幸い今回は腰の痛みはありませんでした。

治る順番の最後は肺で、かなりの数の咳をして痰が出て、右の胸(肺リンパ)の腕のつけねあたりのこりこりが取れて終わりになりました。気がつくと呼吸が楽になって肋骨の間が柔らかくなっていました。季節の切り替えを調整する風邪のようでした。季節は確実に来ているのですが、この異常な暑さがいつまで続くのか?