天気の変化と少し秋の訪れ

9月初旬、この頃が一番台風が多い時期だそうです。実際にいくつも台風ができています。今年は猛暑でダムの水も段々と底をついて台風だのみだったのですが、来ました、台風13号。海上を北上するだけと思いましたが、上陸をして大量な雨水を各地に降らせました。ありがたいのですが、ちょっと多かったようです。被害が出てしまいました。

季節も秋にかわり、暦の処暑から白露(暑さも収まり始め草や花に朝露がつくようになる時期)にかわります。しかし、まだまだ確かに朝晩は何か変わった様な気は少ししますが、昼間の暑さはまだまだ、変化の兆しは有るような?気はしますが。

台風の後はまた暑くなりました。台風のときは涼しかったのですが、後は暑くなりすぎ、この温度差は体には大変です。

漢方理論の脈診では、秋は肺が中心の脈になります。夏に比べて秋は少しづつ乾燥するようになり呼吸が楽になりますが、 喘息や呼吸器の問題点も出てきます。体が夏から秋にゆっくりと変わると、呼吸器の働きも徐々に落ち着きます。しかし、急に変わると呼吸器が敏感になり反応(咳)が強く出てしまい、酸素の取り入れが浅くなり体が疲れやすくなります。咳は元来酸素を採り入れるための体の反応ですが、強く出てしまうと炎症を起こしてしまいます。

ゆっくりと季節の変化を楽しみたいのですが、今年はなかなか難しい様です。しかし遅くとも秋は来ます。ただ秋の風情を楽しむ期間が短く冬になるのでしょうか。