東洋医学について①
東洋医学の発祥はインドです。
アーユルベーダ医学が世界で一番古い初期の医学です。
東洋医学はインド、チベットそして中国をへて日本に伝えられました。西洋医学もインドからギリシャに伝わりヨーロッパに伝えられました。中国で発展したので漢方、体系化され漢方理論として医療の中心になり、鍼、灸、そして湯液(薬)で治療にあたっていました。
多分、解剖をして体の中も調べたと思われます。その時代では最新の医学であり、著名な漢方医が多く生まれました。
今でも多くの漢方医が残した書物は十分に人の体を診る基礎となりえます。日本には遣隋使、遣唐使等により伝えられた?ようですが、その前から民間では海を渡り薬の知識が入っていたようです。
歴史の内容はどんどん変わりつつあります。
日本に入ってきたころ漢方薬はごく限られた人にしか使えませんでした。時代と共に交易が進み多くの薬や治療をする漢方医もくる様になり、広く医療として拡がりましたが、まだまだ普通の人たちが受けられるものではありませんでした。
時代は飛んで江戸時代、徳川吉宗の時代に吉宗の名により、(韓国の漢方医(韓方医)が王様の命令で韓国国内で漢方薬と同じ効果がある薬を探しだし庶民にも医療を施せる様にとのことで、まとめあげた書物があります。東医宝鑑です。これを作り上げたのが、韓ドラになった、ホ. ジュン先生です。この書物はユネスコの世界遺産になっています。)
韓国からこの書物を取り寄せ庶民の病気を高い漢方薬ではなく、日本の中で同じような効果がある物を探しだし、それを使い治す為に小石川療養所を造りました。